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〈GMゴンの戯言ぶろぐ〉  『ヌッキー』

さて今日のお話は、
素敵な話ばかりの紹介ばかりだと、なんだこいつw

夢見る乙女か!?

 

とか思われそうなので、こんなお話もたまにはいかがでしょうか?

 

 

 

長いので、お時間のあるときにど-ぞ。

 

 

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タイトル『ヌッキー』

 

 

 

どんなお客様でも受け入れるうちの美容室。

 

 

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しかし唯一出禁になった強者がいる。

 

 

彼女は我々の間ではヌッキーと呼ばれていた。

 

ある日、女子大生風のお客様が半笑いでご来店。

 

眼鏡をかけどことなく光浦に似てる感じ。

 

そして何がおかしいのかずっと半笑いだ。

 

 

私「いらっしゃいませ。」

 

ヌッキー「あのー。

エクステってこちらではされてますか?」

 

※エクステとは、簡単に言うと付け毛。例えばショートの人がロングヘアーになれたりする。

 

 

私「はい。やっております!」

 

ヌ「明日予約したいんですが!学割とかやってますか?」

 

私「エクステは学割できないんですよ。
申し訳ありません」

 

 

ヌ「これ学生証です」

 

 

いや。さっき学割できないって言ったはずだが

 

 

学生証出されても

 

 

私「あ・ありがとうございます。

 

 

明日ご予約何時に致しましょうか?」

 

ヌ「じゃあー。

 

午前の部で!」

 

午前の部!!

 

 

運動会かっ!!!

 

 

う・ち・は・小・学・校・な・ん・か!!!

 

 

気を取り直して

 

私「はい。午前ですね。
何時がよろしいですか?」

 

 

ヌ「じゃあ、2時で!」

 

午後かーーーい!!!!

 

 

さっき午前言うたやないかーい!

 

 

ツッコミたい衝動を抑えながら

 

 

私「はい。明日2時ですね。お待ちしております」

 

 

そして半笑いで帰って行った。

 

次の日・・・

 

期待どおり朝10時にご来店。

 

私「いらっしゃいませ。」

 

ヌ「昨日予約していた者ですが」

 

私「お待ちしておりました!」

 

いやいや。来るの早いんだがな!
と言いたかった。

 

がここは我慢。

 

 

ヌッキーはベリーショート。

 

 

ここにエクステを付けるならばかなりの本数が必要だ。

 

 

ヌ「エクステ五本で!」

 

 

いきなりテンプルにパンチを喰らった気分だ。

 

 

五本て!!!

 

 

確実におかしくなるぞ。

 

 

私「せめて20本は付けたほうが・・・」

 

 

ヌ「五本で!!」

 

 

有無も言わせず五本かよ。

 

 

人の話など聞いちゃーいねー。

 

 

 

どうなってもいいならやってやるよ!

 

 

半ばやけになり私も五本エクステを付けようとした時!

 

 

おもむろにJJを指差し

 

ヌ「エビちゃんみたいにしてくださいね!」

 

絶句した!

 

 

手に持っているコームを鼻の穴に突き刺すとこだった。

 

エビちゃんて!

 

エクステ50本はいるぞ。

 

私「それなら本数を・・」

 

ヌ「五本で!」

 

 

どんだけ五本にこだわるんだよ

 

 

しかもなぜ奇数!

 

左右対象にならないぞ。

 

 

仕方なく五本付けた。

 

 

所要時間五分。

 

 

ショートヘアーにチョロチョロと長い毛が。

 

 

プレデターみたいになってます!!!

 

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いや。もう完全にプレデターになりました!!

 

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ぜひエイリアンと戦って頂きたいものだ。

 

 

ヌ「エビちゃんみたいになりましたか?」

 

 

後ろから頭を殴りそうになった!

 

 

必死に拳を止めた。

 

 

なるわけがない!!

 

 

「見事なプレデターになりましたよー。

 

 

自爆しないでくださいねー。
街が破壊されますからー」

 

 

「その目って熱感知ですよねー。
眼鏡はカモフラージュですかー。」

 

 

と言いたかったが

 

 

 

私「そうですねー。
本数が少し・・・」

 

 

ヌ「あと、巻いといてくださいね!」

 

 

 

初めて美容師辞めようかと思った瞬間だった。

 

 

 

 

本当に人の話を聞いちゃーいねー。

 

チョロチョロの五本のエクステをコテで巻く。

 

所要時間二分。

 

 

 

カーリングプレデターの完成だ!

 

うん新しい!

 

ネタ的には満足な仕上がりだが。

 

店的に大丈夫なのか

 

にも関わらず鏡を見せると満足そうだ。

 

 

無事ヌッキーをお見送りした後

 

スタッフ「次から断りましょう。

 

 

うちに来たらプレデターにされるって噂になりますよ」

 

 

妙に納得した。

 

 

(今日から貴女もプレデターに!)

 

を宣伝文句にして、世界初のプレデター専門店で売り出してもいいが。

 

需要はなさそうだ。

 

 

ヌッキーには申し訳ないが出禁が確定。

 

 

 

 

今日もヌッキーは半笑いで店の前を歩いている。

 

 

 

 

 

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